2026年 富士登山規制リストバンドに採用
~耐水性を強化し、海洋環境にも配慮した環境配慮型モデルへ改良~
日本マタイ株式会社(本社:東京都、代表取締役社長:渡邉康二、以下「当社」)は、2026年の富士登山規制において入山証として使用されるリストバンド向けに、生分解性フィルム基材の製造および意匠設計を担当しました。
本リストバンドは、ギグバンドドットコム(運営:有限会社エーエムピー)が販売・供給を行い、静岡県の富士登山規制リストバンドとして採用されます。当社は2025年度に、安全で快適な富士登山の実現および富士山の環境保全の促進を目的として、県と協定を結び、生分解性リストバンドを無償提供しました。2026年度は、県から同リストバンドの製作を受託し、昨年度の実績を踏まえて改良したリストバンドを製作しています。


2026年度モデルでは、昨年の実使用環境を踏まえて素材構成を見直しました。生分解性素材でありながら耐水性を向上させ、雨天や発汗を伴う環境下でも使用できる強度を確保し、登山期間中に必要な耐久性と、長期的な環境配慮の両立を目指しています。また、陸上環境に加え、万が一の海洋流出時における環境負荷低減も視野に入れた素材構成とし、海洋環境への配慮も強化しています。
デザインは、静岡県側から望む富士山をモチーフに、茶畑・駿河湾・富士桜など地域を象徴する要素を取り入れています。全5色を日替わりでランダム切替する仕様とし、視認性向上を目的にデザインを刷新しました。また、従来のリストバンドで課題となっていた離型紙の散乱を防ぐため、離型紙が本体から分離しない構造を継続採用し、登山口周辺でのごみ発生抑制にも配慮しています。
本製品は2026年7月から9月にかけて、静岡県側登山口において、入山手続きを完了した登山者へ入山証として配布されます。当社は今後も、海洋流出時の環境リスク低減も視野に入れた次世代素材の開発を推進し、環境配慮と実用性を両立した製品づくりを通じて、循環型社会の実現に貢献してまいります。
| 納入本数 | 約12万本(2026 年度) |
| 使用期間 | 2026 年7 月上旬(富士山開山予定日)~ 9 月10 日(予定) |
| 配布場所 | 静岡県側登山口(富士宮口・御殿場口・須走口) |
| 配布対象 | 入山手続きを完了した登山者へ、五合目等で入山証として配布 |
<お問い合わせ先>
日本マタイ株式会社
技術開発本部 商品開発部
TEL:06-6228-2200